稲城市卓球連盟

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 会長挨拶

 ご挨拶

稲城市卓球連盟 会長 山口精二

稲城市卓球連盟は本年(2018年)創立50周年を迎えることができました。これも多くの関係各位の皆様にご支援をいただき、諸先輩方の卓球に対する熱意とご苦労の積み重ねの賜物であることを心から感謝し喜びたいと思います。

昭和43年に体育協会創立と同時に他競技6団体と共に発足し当時の稲城町の頃から時を刻み現在に至っています。50年を振り返ると、前半の25年は会員・役員も少なく、大会運営も矢野口・平尾等の小学校体育館を転々としての活動であり、苦労の連続ではありましたが、今となってはそれも懐かしい思い出となっています。後半の25年は、平成4年に活動拠点となる総合体育館が完成し、当連盟の大会は全てここで行うことが出来るようになりました。このような環境が整った中で東京都卓球連盟や市町村卓球連盟との繋がりを持つことができ、連盟活動を大きく前進させることになったと思っています。

長年に渡って都民大会、市町村大会に選手を派遣してきましたが、昨年は第50回市町村総合体育大会で男子が「初優勝」を成し遂げ、大きな目標を達成することができました。連盟結成49年にして初の栄冠を手にし、記念誌の紙面をもって報告ができることを喜んでいます。ノーシードから5回戦を勝ち上がり、勝利した時は全員で喜びと感激を心から感じ、本当に嬉しい気持ちになりました。これからも慢心することなく、日々努力を重ね頑張ってまいります。

現在、日本卓球界の若手選手の活躍は、ナショナルトレーニングセンターを活用した選手の育成や、各地域におけるクラブチームの指導者による献身的な努力が実り、その成果が活性化に繋がっています。また試合中継やマスコミに取り上げられることも多くなり、見聞きする機会も増え、一般の方々からの支持が広がっているのも要因であります。稲城市も例外なくジュニア世代の人気も上昇し、現在実施している「ジュニア卓球教室」も多くの子供達が参加しています。今まで課題となっていた「教室」以後の環境作りに対し、昨年より連盟理事と熱意ある子供達の父兄を中心に、卓球に興味を持つ小・中学生を対象に、練習が継続でき、技術の向上を目標としたクラブを結成しました。次の時代につなぐ、卓球を愛する子供達を育てていきたい思いと、魅力あるクラブ作りを目指して4月からスタートしましたので、今後の更なる飛躍を期待しています。

これまで稲城市卓球連盟が時を刻んで来れたことに感謝し、これらの記録を残し記憶に留め、次の世代に繋げていきたい思いから記念誌発行の運びとなりました。これからも当連盟は卓球を広く市民に普及し、地域スポーツの振興に貢献できるように活動を続けてまいります。今後共よろしくお願い致します。